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カーリングのフィフスとは?日本チームを陰で支える石崎琴美の存在!

北京オリンピックでカーリング女子が逆転勝利を収め、いい流れが日本に来ていますね。

そんな中、試合には出ないけど陰で支えるフィフス(リザーブ)として日本チームを支えている石崎琴美選手の存在の事を知っていますか?
日本選手のメンバーからは“琴美ちゃん”と呼ばれ、チームにかけがえのない1人となっている石崎琴美選手。

そんな石崎琴美選手が重要な役割を担っているフィフスについて知ると、更にカーリング女子のプレーが面白くなると思います。

今回はカーリングのフィフスとは?日本チームを陰で支える石崎琴美の存在!と題しましてまとめました。

カーリングのフィフスとは?

フィフスとはリザーブと呼ばれることもあります。5人目の選手の事です!
そのため、控え選手と捉える人も多いかと思いますが、それ以上に重要な責任のあるポジションであるフィフス。

試合に出ているのは4人で、もちろん誰かが交代せざるを得ない事態になったときには代わりを務めることもあります。

では、交代しない時は試合中に何をしているの?と疑問が生まれると思います。
実は見えないところで一番、チームの為に試合の為に重要な役割を果たしているのです。

試合前の夜にはナイトプラクティスという時間が設けられているのですが、大会期間中には全試合が終わったあと、次の日に試合があるチームに設けられた練習時間の事です。

その中でフィフスがやるべき最大の仕事はストーンチェックです。
カーリングのストーンは天然石からできていて、1つ1つのストーンに癖があります。
同じラインに同じ強さで投げても、進む距離、曲がり具合に違いがあったりする為、データをとり把握しておかなければならないのです。
この大事なストーンチェックは、15分程度の短時間で行なうことが求められるため、フィフスの技量が必要とされるのです。

また、会場の空調なども確認しておきます。
試合中には会場にいる人数や空調の向きの違いによって氷の状況が変わります。
その状況に上手く対応して試合を進められるように、試合前のリサーチが重要になってきます。

試合中フィフスはコーチ席から試合を見守りつつ、分析をします。
そして休憩の時に選手に分析したことを伝え、戦略を立てます。

フィフスは、夜遅くまで様々なチェックをし、朝は一番早いようで体力的にも負担は大きいですね。また、技量も必要とされますが、それ以上にチームを支える立場であるため、メンバーからの信頼も必要となります。

チームの勝利のためにフィフスは陰でチームを支えるとても重要な役割であることがおわかりただけたでしょうか?

しかし多くは若い選手やもしくはチームによってはいないこともあるフィフス。
フィフスに求められるキャリアや技術、そしてメンタル面の全てを兼ね備えた選手がなかなかいない事が多く、フィフスに良い人材を置くことが困難であるそうです。

日本チームを陰で支える石崎琴美の存在!

それでは日本チームを支えるフィフスが誰なのかと言いますと“琴美ちゃん”とメンバーから親しまれている石崎琴美選手

2010年に行われたバンクーバー五輪に出場したチーム青森の時には、石崎琴美選手はリードを担っていました。
その時にメンバーは石崎琴美選手の事をメンタル的にもアップダウンが少なくて、穏やかで、練習も含めてやるべきことをしっかりやる人とおっしゃっていました。

2013年にはチーム青森を辞め、札幌市内の病院に勤務しながらチームに所属し札幌リーグなどでプレーしていたそうです。また、平昌五輪や世界選手権など大会中継の解説者として活躍していました。

そして、今回は石橋琴美選手にとっては12年ぶりのオリンピック。
チーム全員が石橋琴美選手がフィフスになることを希望したそうです。
何回もメンバーからの誘いがあったそうですが、最初は断っていたようですが、最終的には石橋琴美選手が加わるという事になったそうです。

石橋琴美選手はこれほど出来上がったチーム、強いチームに入ることに不安もあったそうです。
また、チームに加入することで、石崎琴美選手の勤務先や居住地などの生活も一変しました。
それも覚悟の上で加わった石橋琴美選手ですが、オリンピック出場を決めた時にはメンバーから沢山の感謝の言葉を受け取ったそうですよ。

素敵な関係ですよね♡
それほど日本のカーリング女子メンバーが信頼している“琴美ちゃん”はどんな方なのでしょうか?

石橋琴美選手はプレーもしてきましたが、解説者としての経験を生かしてチームを『客観的』に見ることが出来る。ご意見番的存在のようです。
チーム全体を見ることが出来て、他の選手を思う視点を持つことが出来、チームの雰囲気に溶け込める選手で、更に出来上がっているカーリング女子のチームにとってプラスになれるのは石崎琴美選手しかいないようです。

そんな石橋琴美選手はカーリング女子のチームには欠かせないメンバーとなっているようです。

石橋琴美選手がおっしゃっていたことなのですが、

「加わってよかったと思うし、私のカーリング人生はもしかしたらこのチームで最後かもしれません。そこがこのチームで本当によかったと思います。」

試合中にも穏やかに話し合いながら戦略を立て、本当に楽しそうにプレーしているのが伝わってきますが、メンバー間に信頼関係が素晴らしいのでしょうね。

まとめ

今回はカーリングのフィフスとは?日本チームを陰で支える石崎琴美の存在!と題しましてまとめました。

プレーしている選手を応援しているばかりですが、陰で支えてくれる石橋琴美選手という大きな存在がいるからこそカーリング女子メンバーもピンチを乗り越え逆転勝利を収めることが出来ているのではないのでしょうか?

まだまだ北京オリンピックの試合が残っていますが、フィフスの存在やメンバーの素敵な関係を知ると更に試合を楽しめるのではないのでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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